冷凍庫にストックしておいて、食べたくなったら温めてすぐに食べれるし、冷凍の宅配弁当ってすごく便利ですよね。
カロリー計算・栄養バランスもちゃんと計算して作られているから、健康管理やダイエットにも便利です。
が、うまく解凍できない・・・なんてことも。
美味しく食べるための解凍のコツや再解凍できるかなどの疑問にお答えします!
冷凍宅配弁当が合うのはこんな人
- 一人暮らしで自炊する時間がない人
- コンビニ弁当やカロリーの高い食事ばかりの人
- つわりや病気でごはんを作るのが難しい人
- 食事時間が遅くてデリバリーが開いてない
- 小さい子供がいて目が離せないから手早く食事をしたい人
- バランスの良い食事をしたい人
- 家を空ける間の家族の食事が心配な人
これに当てはまる人は冷凍宅配弁当が向いています。
主に忙しくて食事が作れないけどバランスのとれた食事をしたい人や、自分が作れない間の旦那さん・こども・親の食事のために利用するのにとても便利です。
基本的にレンジで温めるものが多いので、火を使いません。
こどもや高齢の方も安全です。
冷凍宅配弁当が合わない人
- 食事量が(おかずもごはんも)多い人
- 野菜が食べられない人
- 冷凍宅配弁当を家族全員の食事にしようと思っている人
- お弁当の匂いが苦手な人
冷凍宅配弁当は1食あたり400円前後で、量はそれほど多くありません。
大食いでいつもおかわりしてしまう、なんて人には物足りないかもしれません。
それにお弁当になっているので、やっぱり冷凍庫で保存しようと思うと場所を取ってしまいます。
3つ4つ常時保管するとなると、冷凍庫がパンパンになってしまいます・・・。
冷凍宅配弁当よりも、冷凍のお惣菜のほうがいいかもしれません。
ご飯を炊く必要はありますが、おかずは温めるだけでOKです。
お惣菜であれば、好きなものを好きな量だけ食べられるのでおすすめです。
冷凍宅配弁当の解凍の仕方
冷凍のお弁当を解凍する方法は、レンジ・湯銭・自然解凍の3つがありますが、その中でもレンジで解凍するものが多いです。
レンジで解凍するコツ
冷凍弁当はほとんどがレンジで解凍する用に作られています。
ごはんからおかずまで、すべてが冷凍されているので、レンジで解凍する時間は5分前後、と少し長め。
加熱ムラを防ぐために蓋やラップが事前についているので、お弁当に書かれた目安加熱ワット数と時間をきちんと守るのがコツ。
温めた後そのままにしておくと、蒸気でごはんやおかずがべちゃべちゃになってしまうので、温めたらすぐに食べるほうが美味しく食べられます。
湯煎で解凍するコツ
スープや煮物など、水分量が多いものは湯煎で温める方法が向いています。
湯煎で解凍できるものは、密封されて「湯煎解凍OK」と書かれています。書かれていないものは袋が溶けたり、モレてくるので絶対に湯煎しないでくださいね。
レトルトカレーを温めるのと同じように、鍋にお湯を沸かせて湯煎します。
すぐに取り出してしまうと、外側は暖かくても中は冷たい状態になってしますので、記載されている分数温めるようにしましょう。
自然解凍(冷蔵庫)で解凍するコツ
火を通してから調理しているものなら、冷蔵庫での自然解凍でもOK。
ただし常温での自然解凍は、菌が繁殖してしまったり水分が出てしまい食材が傷んでしまうので絶対にNG。
食べる4時間前ほどで冷凍庫から冷蔵庫に移してから、食べる前には菌を消滅させるためにも電子レンジで加熱するようにしましょう。
冷凍宅配弁当を温めるのに大切なことは?
記載されている温め方法と、温め時間を守ることが大切です。
なんとなく「これぐらいかなー?」と適当に温めると、時間が足りなくて解凍できていなかったり、過加熱でパサパサになってしまったり・・・。
お弁当ごとに美味しく食べられるように解凍方法や時間を記載しているので、表記を必ず守ることが大切です。
冷凍宅配弁当の賞味期限はどのくらい?
冷凍保存で1~3カ月程度です。
製造時期や食品にもよるので、お弁当に書かれている賞味期限を確認してくださいね。
解凍したものを再冷凍できる?
出来ません。
一度解凍したら食べきるか、食べられなければ捨てましょう。
再解凍すると、食材の細胞構造が破壊されてしまい味や栄養がガクンと落ちてしまいます。
それだけではなく、壊れた細胞の隙間は菌が増殖しやすくなっています。
冷凍弁当を作っている業者は、マイナス30度以上で急速冷凍させて配送もマイナス18度をキープしています。
家庭用冷凍庫ではマイナス10度前後なので、再冷凍は衛生上でもおすすめできません。
冷凍宅配弁当の解凍のしかたまとめ
常温解凍で食べたりすると食中毒の危険もあるし、電子レンジで温めて時間が経ってから食べてもべちゃくちゃで美味しくないし・・・。
こうやったらいいよ~っていう裏技じゃなくて、必ず「表記を守って」温めてください。
冷凍したからといって一生食べられるわけではないし、再解凍もできないわけではないけど菌が繁殖して病気になったら意味ないです。
「期限を守る」「ちゃんと表示通りに温める」「残ったら捨てる」この3つを守れば、美味しくお弁当を食べられます。
使い始めるとすごく便利なので、ぜひ食べてみてくださいね。